子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

おじゃまむし

先日娘がぽろっと、『つぎはいつ馬渕に行こうかなぁ』とこぼしました。…そこは遊び場ではありませんっ。というのが母の心の声。

幸いにも、(統一日まで)100日切ってるから今はやめておくと理性的な発言が続いたので、胸をなでおろしました。応援になるならともかく、今一生懸命に頑張ってる6年生の邪魔になっては絶対ダメ。

 

我が子たちが当時お世話になった先生方は、転勤されたりまた戻ってこられたりと異動があるようですが、通った校舎には常に誰かしら知ってる先生がいらっしゃるよう。どなたかがお忙しい合間に構って下さるそうで、退き際は彼女らなりに読んで帰ってきます。

ちなみに特訓のあった別校舎にも突撃することもあり、そちらもどなたかがいらっしゃるそう。本当に構っていただいて申し訳なく思います。

 

私がかつて小学生のころに通った塾は、そんな気安さは無かったなぁと.なんだか娘が羨ましいです。私の"人懐かない"性格も原因にあったとは思います。夫はいまだに中学校から高校までの先生方と年賀状のやり取りも有るので、それを受け継いでいるのかも。

それって生徒からの一方通行では叶わなくて、こうやって卒塾しても何かしら、例え娘たちの押しかけでも、たまにお顔を見かけて『頑張ってるか⁈』と声をかけてくださる恩師がいることって、いいなぁと心底思うのです。

ちなみに息子の6Nの先生方は、5月の文化祭に来てくださります。彼はそこで卒塾生でつるんで会いに行ったりしてるようです。この人は娘ほど前に前に行かないので、友達に連れていかれて、会えれば会うのスタンス。受身だなぁ。…私の性格を継いでるのはこちらかも💦。

anger management 試行錯誤中

してます…思春期の子育てに💦。

 

子供自身が自覚を意識を自立を、の方針は変わらないのですが、それが本当に難しい。"子供の数だけ子育てがある"とはよく聞くけれど、うちの子はたかが2人、されど2人。タイプも性格も全然違って、導き方も同じ方法で成功するとは言えません。

片方の成績やら性格態度やらで私が怒りまくって、ようやく収まってきたかどうかの時に必ずもう1人が何やらしでかしてくれるのです。私に心の平穏を与えないつもりでしょうか⁈。予定では、ドラマやCMで見る壇れいさんや松嶋菜々子さんみたいな母になってる予定だったのに、どっちかというと高嶋ちさ子さんにシンパシーを覚える今日この頃。

現実の友人でも3人以上の子育てをされてる方々いらっしゃいますが、彼女らの笑顔、本当に素敵です。どうすれば私は彼女らの境地まで解脱できるのかしら…。

人間って楽な方、楽しい方に流されるのは、大人でも子供でも誰でも同じ。強い意志を持つか、痛い思いをして変わろうとしないと、親がわーわー言っても効果など出ないんですよね。わかってはいるけど、言っちゃうのが私。

 

9月の終わり頃、息子に対して沸点に達したことがありました。もう何度目のことでしょう。数え切れないわー。

怒りすぎて、あのこともこのことも言わなくちゃと話しているうちに、なんに怒ってたかも分からないくなってしまって。女親によくあることかもしれませんが、怒ってるうちに過去のことまで改善されてないとクドクド叱るループにハマってしまうのです。

 

これではダメだと、その夜、時系列にこの中高6年間を、学年と、1学期、夏休み、2学期、冬休み、3学期、春休みとわけてみて、その時点で何が問題だったか、どう反省したかを書き出してみたんです。私の意見を書いた後は、後日息子自身の目線で自己分析をしてもらいました。

自分で言うのもなんですけど、なかなか良い方法。文字の中の私、冷静✨。そして"音"の言葉では息子の頭の上を強風程度で過ぎ去ったものが、"文字"の言葉は残る。

次は同じ言葉に色分けをしてみようかと思いつきました。…だってずーーーっと何回も何回もゲームがどうのこうのと言っているので😓。

 

この方法、思いついて始めてみたて。

さて、どうなることでしょう。また報告させていただきます。

 

話し言葉の不思議

気のせいかもしれませんし、気になっているからその子たちだけ私の意識に引っかかるのかもしれません、と前置きして。

 

子達が友人としてる会話って、不思議なところってありませんか?。会話してる子たちは理解してわかり合っているけれど、周りで聞いていても何のことやら…と思う会話が多いのです。共有情報部分は端折ったりしてるんだときづいたのは、最近のこと。遅いですか?💦。

東大生をイジるテレビ番組もありますが、その出演者も同じ傾向があります。そして誰だったか、東大生同士だと会話がスムーズに出来るけれど…ほかの大学の学生だと話が通じないと話していた東大生がいましたっけ。

 

先日、ふと友人何人かが我が家に遊びにきていて、その会話を聞きみみずきんしていて、思いあたりました。ピカーンと🌟。

彼らはもしかして、頭の中に情報がいーっぱい詰まっていて、その全部を話したいのかも⁈。だから共通言語は端折る。お互い理解できる部分は省略する。そしたら脇で聴いてる人間にはなんのことやらわからずチンプンカンプン、という絵です。違うかな?。子世代を理解したい母の想いなのですが。

 

話って、全てを語らなくても良い部分ってあります。オチの顛末の顛末まで言うと逆にしらける、みたいな。

仲間内ではわかりきったことは略す時のくせで、仲間外に話すときも"つい"略して(そしてそれがだいたい主語や目的語💦)、聞いてる人からは意味不明になってしまう、なんて構図かなぁと。

 

誰もがそうだと思わないで!、というのは子供たちに良くいう言葉。彼らの会話…お友達が来てくれててもそうで、かなり独特です。

友達同士ではそれで良いとして、彼らの世界が広がる前に友達以外への対第三者への話し方を身につけてほしいものです。

………やはり場数が必要かな💦。

 

海外経験をさせたい④使えるように(後半)

このテーマにひさびさに戻ってきました。

 

1:英語に怯まない度胸を身につける(なれる)。

2:日常会話に困らない。

3:友達を各国に作ってSNSでやりとりできる。

4:専門的技術的なことを説明できる。

5:ディベートできる。

6:英語でもネイティブと遜色ないレベルまで使いこなせる。

 

前に、こんな段階分けをしてみましたが、その後半です。

我が子にどこまでを望むか?。子供自身はどこまでを望んでるか?。ただし、現実ベースで、です。

私も基礎英語を毎日聞くことを避ける子がいる身。願わくばこれら後半レベルまでと言いたいところですが、次の受験もあります。あまり英語にばかり手をかけられないのが現実。

夢は大きく広げながらも、じゃあどうするのが我が子にはベストなのか。悩みます。めちゃくちゃ悩みます。しかも本人たちは、熱烈に望まない限り、問題先延ばしにしているだろうことはありありと感じつつの、悩んでいるのは親ばかり。となるとリアルでは私の空回り状態。

 

このシリーズで一つ前の記事にも書きましたが、SNSでの交流は習得度よりもキャラクターによる部分もあります。うちでいうなら娘は心配なしの、息子は受け身であまり望めない、でしょうか。

 

専門的・技術的なことの英語でのやりとりは、下手すると日常会話より容易だったりします。専門用語のおかげで、キーワードさえ押さえておけば理解しやすいのは技術系駐在員がよく言う話。

かく言う私も出産は海の向こうでしたが、麻酔や緊急帝王切開、そのほか別の病気で内視鏡手術なんかも経験しましたが、ネイティブの友人との夕食会よりよほど通じました。かなり聞き手の寛容度に甘えていたはずです。でもこの経験が、話せなくても話そうとする動機に繋がっています。

 

本当に身につけてると言えるのは、5と6だと私は考えています。この段階だと、英語だからというよりは日本語でもディベートやプレゼンが苦手な人は英語でも苦手で、たぶんこれは真理。そして得手不得手はSNSと同じく性格にもよるところも大きい…。息子は、今のままでは道のりが遠いなぁ。

もうこうなると、親がどうこうできる段階ではありません。私たち親にできるのは、できるだけ視野を広げ、経験させ、意識を高められるようチャンスを投げかけることだけ。

でもですね、我が家もあれこれ提案していますが、もうこの歳になると相当頑固で、自分で決めたこと以外はなかなか動きません。順調に自立心が芽生えてるからだと信じたいですが、そのことで最近も息子とバトル💥。母視点からだと、彼の安全安心快適ゾーンから一歩踏み出すことをなかなかしないように見えるのです。そして、キーっとなりつつ妥協点を探す日々。今やらずしていつ挑戦するのだ‼︎と、いろいろ姿勢が前のめりな母は思う。彼も歩み寄ってくれてはいるんだけれど、もっと貪欲になってほしいと思ってしまうのです。友人からのアドバイスもあり、私があの子を管理したがっているからかとやや反省したりで、三歩進んで三歩下がるような感触です。ま、そんな我が家のドタバタ風景は脇に置いておいて。

チャンスを与える為の親の最大の仕事は、その資金を調達…。やはり働かねばーっ!。

ということで、今日も仕事に行ってきます。

灘の体育祭

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この週末、灘は体育祭でした。文化祭と違って校内向けの行事だと思います。

わたしの出身校は共学なので、娘の女子校、息子の男子校と、基本の全パターンを知ることができてるいます。なんだか意味なく得した気分…今時の共学のは知らないですけど。

 

チームは、中高クラスごとの縦割りです。

1組が白

2組が赤

3組が黄

4組が緑

毎年クラス替えがあるので、属する組もメンバーも変わります。

種目は真剣なものから笑いを取りに行くものまで、多種多様。中でも一番灘っぽいのは、学校説明会で話を聞かれた方も多々いらっしゃるかと思いますが、"お相撲"。広いグラウンドの真ん中で、小さな土俵を作り生徒が囲む中、トーナメント制で勝ち上がります。見てる側も思わず歓声があがり、なかなかの盛り上がりをみせます。

またこの中高生って男子が飛躍的に大きくなる時期。中1さんを見て、我が子もこうだった、高3さんを見てああなってほしいと思われる親御さんも多かったのではないでしょうか。

今年は雨がギリギリまで心配で、順延になったら見に行かなかったので、お天気になってくれてホッとしました。そして意外に暑い一日だったので、受付で配ってくださった団扇に感謝❗️。

 

余談ですが、息子も言っていましたが、蚊にすっごく刺されました。今時の蚊は強い〜💦。

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文化祭行脚

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秋です、文化祭シーズンです。

まだ志望校が決めきれていないご家庭や、お子さんのエンジンのかかりが今ひとつなご家庭は、ぜひ足を運んでください。

 

そんな今日は神女の文化祭(校外向け)。お天気もなんとか持ったからか、たくさんのお客様様が来られていたようですね。

お役目がある娘とは遠目に一瞬手を振るだけにとどまり、他は同級生のお母様と巡らせていただきました。

面白かったのは、コムホールで聞いた探求の発表と英語のスピーチ。探求は、自分で決めたテーマをとことん掘り下げて研究し、その成果発表をされました。とりあえず明日の東大王は見ておこうと思いました。英語のスピーチはやや早めのテンポのスピーチでしたが、発音もクリアであそこまでになってくれたら親としては言うことないなぁと思いました。願わくばスピーチを発表した彼女が帰国子女でありませんように…。

 

息子はあんまり興味がないのか来なかったのですが、今日の神女では灘校生をはじめ他校の男子高生をいっぱい見ました。淡い出会いとかあるのかな?。

反対に、娘は先週東大寺に行っていました。中学受験のときの塾の友達が誘ってくれて、家の近くの友達と連れ立って、文化祭訪問。

東大寺生になったかつての塾友との間に生まれる♡的なものは何もなく、東大寺へとつづく坂道は岡田山より緩い(岡田山も甲陽や六甲に比べたらなだらか)とか、焼きそばのお店が出せるのが羨ましいすぎ、とかドキドキしない感想ばかりでした。

明日は高槻に行くそうです。こちらもかつての塾友のお誘い。卒塾して何年も経つのにまだ交流があるのも、なんだか嬉しい。

 

…あの子、遊んでばっかりやな💦。

ヒッチハイク

ちょっと話を変えて。

 

先日、夫が広島に豪雨災害のボランティアに行きました。その時に泊まったのがゲストハウス。バックパックを背負った欧米の宿泊客も多く、なかなか面白い環境だそう。

その中で特に印象深かったのか、帰宅後に話題にだしてきたのは海の向こうからの観光客ではなく、関東からきた男子大学生2人組。彼らと夫は広島市内からボランティア目的地の呉に向かう道中、また現地での作業も同じで、話す機会も多かった。

 

彼らは関東からまずヒッチハイクで岡山まで来てボランティアに数日参加。そのあとまたもやヒッチハイクで広島入りし、ここでもボランティアに参加。

なんだか…すごい。やれば誰にでも出来そうで、なのに色々心の中で言い訳して出来ないことをちゃんとするのも、すごい。旅費も何もかも自費だからこそ、ヒッチハイクでなるべく安く移動しようと計画実行してというのもすごい。大学生だから当たり前なんですが、親が敷いた道じゃないこともすごい。

こういう小さな冒険心が若い子に欲しい力やなぁというのが、若者2人と話した夫の言葉。我が子たちの中学受験に関しては影の薄かった(笑)夫なのですが、子供たちに目指して欲しい方向性は同じだと思っているので、そこはかなり共感しました。

 

また、最近大学生が被災地のボランティアに行くことを、就職に有利だから行くんだなんて斜めの意見を言う方もチラホラいるのです。それもあるかもしれないけどそれでも無償で働いてくれてるのになぁ…と感じていたモヤモヤ感が、ちょっぴり晴れました。人が動くのは損得だけでは無く、人間性や善意あってこそなのだと信じられると思いました。

 

まぁ、それなりに保守的な母の私なので、差別と思われるかもしれませんが、これが女の子がするのは難色をしめすかも。ゲストハウスはいいとして、せめて女子用夜行バスくらいで行って欲しいなぁ。

夫は子供たちをこのボランティアに連れて行きたかったようですが、宿題が…夏休みの…なんで終わらないんだろう💢。月曜から新学期かつ片方は宿題考査の今日はなんとか終えたようですけど。

ちなみに大学生の彼ら、帰りは東京でインターンの日が2日後に迫ってるとのことで、計画通り飛行機で帰られたそう。それもご愛嬌。

 

さらに余談ですが、噂のスーパーボランティアさんとは同じお宅の片付けだったそうです。