子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

スマホ規制とスマホ自制

小学生のあいだは子供携帯、もしくはお下がりのガラゲー。進学を機にスマホを与えられたご家庭も多いかと思います。

うちも、中学からは友達や部活の連絡はほぼLINEと聞き、学校の仲間とのコミュニケーションツールとして、親の安心のためのGPS"みまもりマップ"(softbank対応)を使うため、新中1の春にそれぞれiPhoneを買ってあげました。もちろん名義は私。そこから長い長いスマホバトルが始まりました。

 

気づくと触っている。

ちょっとの休憩が長引く。

そして母激怒。

…このループ、叱る方もしんどいし、叱られる方は鬱陶しいしで、本当に疲れます。

想定していたはずが、甘かった。そんな簡単に自分でやめられるものではないのですね。どれだけ言葉を尽くしても、なかなかそれは本人には届かない響かない。だって自覚ないんですもの💦。

大人でもネット・スマホ中毒はいます。私も手持ち無沙汰な時は触ってる。なのに、10才台にとって、自覚しなさい止めなさいは容易いことでは無いはずで、そしてうちはまだまだそのバトル途中まっただなか。

 

そんな私に、最近光明が差し込みました✨。

きっかけは、何気にiOSをバージョンアップしたこと。ちなみにup後はiOS12です。

更新後に設定をふと見ると、目に止まったのが『スクリーンタイム』。なんだろ?と開けてみたら、自分がどれだけ携帯画面を見ているかの時間が分単位で見れる💦。なおかつ、私と子供達はファミリー共有しているので、子達の現状も把握できるのです😍。なんとー!、素晴らしい🌟。

さっそく子供たちのiOSを更新して、(彼らが寝てる間に)スクリーンタイムを設定。スマホ画面を開くパスコードを私に開示させていたのが良かった。。。

ゲーム、ツイッターSafariYouTubeは制限時間を設けました。子供たちには事後承諾です。伝家の宝刀、親の名義による親の支払で親からの貸与携帯📱宣言で。もうちょっと早くに、できれば中間の前に気づけばよかった〜。

 

もちろん、これは一時しのぎ。

本質のところでは解決されておらず、強制力によって我慢させられているので、どこかで自主管理できるようになってもらわなくてはいけません。

まずは今、どれだけスマホに囚われていたかを自覚してほしい。特に息子、暇な時間にもれなくスマホゲームだったのが、読書に時間を取るようになりました。それが進撃の巨人でも、スマホより断然まし。

その先に、何かセルフコントロールの鍵🗝が見つかるのかもしれないと期待しています。

 

娘は自分がスマホ利用時間をどれだけ最短化できるか⁈なんてプチ挑戦した結果、必要なメールを見逃して顔面蒼白なんてことも。

どんな意味でも、過ぎたるは及ばざるがごとしですね。

 

手順は⬇︎⬇︎⬇︎

大前提はiPhone

iCloudはファミリー共有しておく。

iOS12にバージョンアップ。

設定→スクリーンタイム→下にファミリーメンバーの名前がでるので、各々設定。

Halloween🎃

今やクリスマスと同等クラスのイベントになったハロウィン。

この時期がくると、みんなコスプレ願望あるんだ…ともはやコスプレする年齢ではない私は、生温かく思ってしまうのです。

 

ハロウィンは、本来ならばケルト民族の宗教的イベント。日本でいうお盆のようなものです。

それがアメリカでは変化をとげて子供のイベントに。仮装は基本的に子供のもので、高校生にもなると仮装せず、保護者として小さ子供たちに付き添ったりします。

数年前にどこかの業界の陰謀で日本でハロウィンが流行りはじめ、急激に様変わりして、いまや訳の分からない大騒ぎ行事になってしまっています。お子様の仮装なんてどこに〜⁈。

Trick or treat ならまだしも、Happy halloweenてなんとなくMerry chiristmas的な使われ方に感じたり。それもまた日本的な進化と言われればそれまでですが、ちょっとここらで歯止めをかけないと、先日の渋谷での自動車横転の騒動じゃないですけど、"大騒ぎして無茶しても仮装で顔がわからず許される日"認識になるんじゃないかと危惧しています。それって、成人式のバカ騒ぎと空気が似ているような…。せめて、どこかのお店の中だけで騒ぐぐらいにすればいいのに。

みんなで仮装、は京大の卒業式でも見かけます。あれはあれで悪ノリですが、苦笑いしながらも受け入れてみてしまう。どこに違いがあるんでしょうね。報道で知る限りですが、ちゃんと座って話を聞く的なルールが守られているように見えるからでしょうか⁇。

 

そんなハロウィンの空気に乗っているのか、灘でも神女でも学校内でプチ仮装をしている子がいるそうです。頭に何かかぶったり着ぐるみを着たりですが、基本学内だけ。神女は休み時間限定という括りを、生徒で決めています。灘のは息子が興味がないのでそんな人が居た、程度のことしか母は知りません。ごめんなさい。

それはアメリカのスーパーの店員が被り物してレジ打ちしているのと同じレベル。自分と見る人がささやかに楽しむ的な。どこかそれって京大の卒業式と通じるような。

誰にも迷惑かけず、そっとイベント気分を味わうだけなら、日本的変化も悪くないのになぁ、なんて思いながら今年もハロウィン、終わりました。私が作ったジャックオランタンも、シワシワのカビカビ💦。お疲れ様でした。

まんぷく

NHKの朝の連続テレビ小説の"まんぷく"。こちらに神戸女学院の校舎が登場しました。

 

すでに娘は撮影現場に興味がなく、母への報告もありませんので、事前告知は出来ませんでした。きっと今後もできない予想。

だっていっぱい色々撮影しに来るもん、ですって。なんて傲慢で贅沢な😅。あの子は母のミーハー精神を理解していないようです。長谷川博己さん見たかったーっ。

いろんなドラマや映画やCMで使われる女学院の校舎。そのうちきっとその校舎で学んだことか誇りになるんだよ、と私の心の声が娘に言ったような言ってないような。

 

つれない娘の代わりに、私に教えてくれたのは下の記事です。

 

https://nishinomiya-style.jp/blog/2018/09/28/19081

おじゃまむし

先日娘がぽろっと、『つぎはいつ馬渕に行こうかなぁ』とこぼしました。…そこは遊び場ではありませんっ。というのが母の心の声。

幸いにも、(統一日まで)100日切ってるから今はやめておくと理性的な発言が続いたので、胸をなでおろしました。応援になるならともかく、今一生懸命に頑張ってる6年生の邪魔になっては絶対ダメ。

 

我が子たちが当時お世話になった先生方は、転勤されたりまた戻ってこられたりと異動があるようですが、通った校舎には常に誰かしら知ってる先生がいらっしゃるよう。どなたかがお忙しい合間に構って下さるそうで、退き際は彼女らなりに読んで帰ってきます。

ちなみに特訓のあった別校舎にも突撃することもあり、そちらもどなたかがいらっしゃるそう。本当に構っていただいて申し訳なく思います。

 

私がかつて小学生のころに通った塾は、そんな気安さは無かったなぁと.なんだか娘が羨ましいです。私の"人懐かない"性格も原因にあったとは思います。夫はいまだに中学校から高校までの先生方と年賀状のやり取りも有るので、それを受け継いでいるのかも。

それって生徒からの一方通行では叶わなくて、こうやって卒塾しても何かしら、例え娘たちの押しかけでも、たまにお顔を見かけて『頑張ってるか⁈』と声をかけてくださる恩師がいることって、いいなぁと心底思うのです。

ちなみに息子の6Nの先生方は、5月の文化祭に来てくださります。彼はそこで卒塾生でつるんで会いに行ったりしてるようです。この人は娘ほど前に前に行かないので、友達に連れていかれて、会えれば会うのスタンス。受身だなぁ。…私の性格を継いでるのはこちらかも💦。

anger management 試行錯誤中

してます…思春期の子育てに💦。

 

子供自身が自覚を意識を自立を、の方針は変わらないのですが、それが本当に難しい。"子供の数だけ子育てがある"とはよく聞くけれど、うちの子はたかが2人、されど2人。タイプも性格も全然違って、導き方も同じ方法で成功するとは言えません。

片方の成績やら性格態度やらで私が怒りまくって、ようやく収まってきたかどうかの時に必ずもう1人が何やらしでかしてくれるのです。私に心の平穏を与えないつもりでしょうか⁈。予定では、ドラマやCMで見る壇れいさんや松嶋菜々子さんみたいな母になってる予定だったのに、どっちかというと高嶋ちさ子さんにシンパシーを覚える今日この頃。

現実の友人でも3人以上の子育てをされてる方々いらっしゃいますが、彼女らの笑顔、本当に素敵です。どうすれば私は彼女らの境地まで解脱できるのかしら…。

人間って楽な方、楽しい方に流されるのは、大人でも子供でも誰でも同じ。強い意志を持つか、痛い思いをして変わろうとしないと、親がわーわー言っても効果など出ないんですよね。わかってはいるけど、言っちゃうのが私。

 

9月の終わり頃、息子に対して沸点に達したことがありました。もう何度目のことでしょう。数え切れないわー。

怒りすぎて、あのこともこのことも言わなくちゃと話しているうちに、なんに怒ってたかも分からないくなってしまって。女親によくあることかもしれませんが、怒ってるうちに過去のことまで改善されてないとクドクド叱るループにハマってしまうのです。

 

これではダメだと、その夜、時系列にこの中高6年間を、学年と、1学期、夏休み、2学期、冬休み、3学期、春休みとわけてみて、その時点で何が問題だったか、どう反省したかを書き出してみたんです。私の意見を書いた後は、後日息子自身の目線で自己分析をしてもらいました。

自分で言うのもなんですけど、なかなか良い方法。文字の中の私、冷静✨。そして"音"の言葉では息子の頭の上を強風程度で過ぎ去ったものが、"文字"の言葉は残る。

次は同じ言葉に色分けをしてみようかと思いつきました。…だってずーーーっと何回も何回もゲームがどうのこうのと言っているので😓。

 

この方法、思いついて始めてみたて。

さて、どうなることでしょう。また報告させていただきます。

 

話し言葉の不思議

気のせいかもしれませんし、気になっているからその子たちだけ私の意識に引っかかるのかもしれません、と前置きして。

 

子達が友人としてる会話って、不思議なところってありませんか?。会話してる子たちは理解してわかり合っているけれど、周りで聞いていても何のことやら…と思う会話が多いのです。共有情報部分は端折ったりしてるんだときづいたのは、最近のこと。遅いですか?💦。

東大生をイジるテレビ番組もありますが、その出演者も同じ傾向があります。そして誰だったか、東大生同士だと会話がスムーズに出来るけれど…ほかの大学の学生だと話が通じないと話していた東大生がいましたっけ。

 

先日、ふと友人何人かが我が家に遊びにきていて、その会話を聞きみみずきんしていて、思いあたりました。ピカーンと🌟。

彼らはもしかして、頭の中に情報がいーっぱい詰まっていて、その全部を話したいのかも⁈。だから共通言語は端折る。お互い理解できる部分は省略する。そしたら脇で聴いてる人間にはなんのことやらわからずチンプンカンプン、という絵です。違うかな?。子世代を理解したい母の想いなのですが。

 

話って、全てを語らなくても良い部分ってあります。オチの顛末の顛末まで言うと逆にしらける、みたいな。

仲間内ではわかりきったことは略す時のくせで、仲間外に話すときも"つい"略して(そしてそれがだいたい主語や目的語💦)、聞いてる人からは意味不明になってしまう、なんて構図かなぁと。

 

誰もがそうだと思わないで!、というのは子供たちに良くいう言葉。彼らの会話…お友達が来てくれててもそうで、かなり独特です。

友達同士ではそれで良いとして、彼らの世界が広がる前に友達以外への対第三者への話し方を身につけてほしいものです。

………やはり場数が必要かな💦。

 

海外経験をさせたい④使えるように(後半)

このテーマにひさびさに戻ってきました。

 

1:英語に怯まない度胸を身につける(なれる)。

2:日常会話に困らない。

3:友達を各国に作ってSNSでやりとりできる。

4:専門的技術的なことを説明できる。

5:ディベートできる。

6:英語でもネイティブと遜色ないレベルまで使いこなせる。

 

前に、こんな段階分けをしてみましたが、その後半です。

我が子にどこまでを望むか?。子供自身はどこまでを望んでるか?。ただし、現実ベースで、です。

私も基礎英語を毎日聞くことを避ける子がいる身。願わくばこれら後半レベルまでと言いたいところですが、次の受験もあります。あまり英語にばかり手をかけられないのが現実。

夢は大きく広げながらも、じゃあどうするのが我が子にはベストなのか。悩みます。めちゃくちゃ悩みます。しかも本人たちは、熱烈に望まない限り、問題先延ばしにしているだろうことはありありと感じつつの、悩んでいるのは親ばかり。となるとリアルでは私の空回り状態。

 

このシリーズで一つ前の記事にも書きましたが、SNSでの交流は習得度よりもキャラクターによる部分もあります。うちでいうなら娘は心配なしの、息子は受け身であまり望めない、でしょうか。

 

専門的・技術的なことの英語でのやりとりは、下手すると日常会話より容易だったりします。専門用語のおかげで、キーワードさえ押さえておけば理解しやすいのは技術系駐在員がよく言う話。

かく言う私も出産は海の向こうでしたが、麻酔や緊急帝王切開、そのほか別の病気で内視鏡手術なんかも経験しましたが、ネイティブの友人との夕食会よりよほど通じました。かなり聞き手の寛容度に甘えていたはずです。でもこの経験が、話せなくても話そうとする動機に繋がっています。

 

本当に身につけてると言えるのは、5と6だと私は考えています。この段階だと、英語だからというよりは日本語でもディベートやプレゼンが苦手な人は英語でも苦手で、たぶんこれは真理。そして得手不得手はSNSと同じく性格にもよるところも大きい…。息子は、今のままでは道のりが遠いなぁ。

もうこうなると、親がどうこうできる段階ではありません。私たち親にできるのは、できるだけ視野を広げ、経験させ、意識を高められるようチャンスを投げかけることだけ。

でもですね、我が家もあれこれ提案していますが、もうこの歳になると相当頑固で、自分で決めたこと以外はなかなか動きません。順調に自立心が芽生えてるからだと信じたいですが、そのことで最近も息子とバトル💥。母視点からだと、彼の安全安心快適ゾーンから一歩踏み出すことをなかなかしないように見えるのです。そして、キーっとなりつつ妥協点を探す日々。今やらずしていつ挑戦するのだ‼︎と、いろいろ姿勢が前のめりな母は思う。彼も歩み寄ってくれてはいるんだけれど、もっと貪欲になってほしいと思ってしまうのです。友人からのアドバイスもあり、私があの子を管理したがっているからかとやや反省したりで、三歩進んで三歩下がるような感触です。ま、そんな我が家のドタバタ風景は脇に置いておいて。

チャンスを与える為の親の最大の仕事は、その資金を調達…。やはり働かねばーっ!。

ということで、今日も仕事に行ってきます。