子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

『二月の勝者』※追記しました

というマンガ、ご存知ですか?。私はたまたまネットの宣伝を見て、LINEマンガで最新巻まで読んでしまいました。

 

中学受験を、塾側講師側の視点で描いています。塾が生徒をどう捉えているか非常にドライに表現されている部分もあり、がっかり失望したりされるかもしれません。でも、リアルを知って塾と向き合うのにはちょうどいい。

そもそも、私の"塾に任せる"幻想を打ち砕いたのは、受験母として色々教えてくださった職場の先輩。塾の何たるかを知って正しく利用しましょうねと言われて、ガツンときました。子供の合否の最終責任は、塾には、無い。保証も、ない。よくよく考えたら当たりまえなのですが、藁をもすがりたい気持ちの時に『塾に任せれば…』なんてもう1人の自分のささやきにうっか乗っかってしまいそうになります。

では塾の方針やスピードを疑って市販の問題集や兼塾なんかに手を出す…というのは、問題分析も我が子の能力分析も、塾以上の精度と分量でできる自信があればどうぞ。たいがいが消化不良になるのではと推測します。そうではなくて、責任持って子供の未来の道標となれるのは、親。先生も塾もあくまで"協力者"です。協力者として二人三脚で歩むべく、正しく捉え、利用させてもらうのです。

若干ビジネスライクな発想ですか、ボランティアではありません。聖職者でもありません。ずれて捉えて寄りかかるべきところでないところで寄りかかっては、望む結果まで遠回りしてしまう。目指すはwin×winの関係です。

 

この漫画、受験で子供や親が陥りがちなトラブルがちらほら散りばめられて、そこも参考になりそう。

関東の話なので、関西は半月前倒しのイメージで、関西統一日を前哨戦扱いしているのはややムカつきますが、それが関東からの視点。

小学生の受験については色々参考になることが多く、わたしは自分がしてきた対策は当たり前であったと裏付けされたいことに安心したと同時に、当たり前ならみんなやってることやーん💦と若干焦りました。

今度はこれをうちの子たちは自分で見つけて分析して試行錯誤しなくちゃならないんだな。次の大学受験バイブルは…やはりドラゴン桜🌸⁇

 

※※※追記※※※

頑張ってる子供本人には、冷や水をかけてしまう結果になる場合もあるので、読ませたくないのがわたしの本音。親のための、もしくは卒業生のための漫画だと思います。

だから読まれるのはネットで。もしくは電子配信でをお勧めします。