子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

魔剤

タイトル、なにかご存知ですか?。

いわゆるエナジードリンク、つまりモンスターとかレッドブルとかを指す言葉だそうです。

我が家では試験期間によく登場します。カフェインも多量に含まれているそう。私は飲んだことありません…糖分も多量らしく、太りそうで。

 

正直、大反対。

大量服用して亡くなったお子さんのニュースを見たこともあり、母が許せるのはコーヒーや紅茶、お抹茶までです。エナジー系は元気ハツラツのオロナミンCが限界。そもそもそんなものに頼らなければならないような勉強量は、学生には無いはずだと思うのですが。

リスクは口を酸っぱくして伝えていますが、すでにどちらの子も試験期間中はそれを飲んで頭を覚醒させるものと学生間でのアタリマエがあるようで、ただいま真っ盛りの期末シーズンですがポロっと空き缶が捨てられています。

いやいや、もっと時間と日数をうまく使いなよ、TwitterやLINE見てる時間の無駄を省けば、飲まずに寝れる時間は作れるはず。そんな言葉はスマホの魔力の下、馬の耳に念仏状態。ほんと、やめてほしい。譲って譲って、大学受験の時くらいなら今の量は許せるかもしれません。

いまから飲み慣れてたら体が慣れて効かなくなるよー、どんどん量が増えるよー。そもそも健康への影響がわからないのに…クドクド言い続けた結果、試験期間だけという協定ができました。これはあくまで妥協点。

 

加えて、子供は徹夜もやたらしたがるのは何故でしょう⁇。徹夜したら勉強できるとでも⁇。睡眠不足の脳は働き鈍るのは、冷静に考えたらわかるはず。

まぁ、徹夜でなんとかなりそうな幻想を抱いてしまう気持ちは分からなくも無い。でも、親が身をもってかつて検証した結果アカンと言ってるのに…って、私もやってましたね、若かりし頃。ちなみに夫は睡眠学習(寝ながら暗記もののテープを聞く)も高校時代にやってみたけれど、なーんにも残っていなかったそう。

ということは、やってみないとやめないですよね。親も同時に惨敗な結果を受け止める覚悟も要ります。心の準備をしておかねば。

 

徹夜と魔材は連動しています。

徹夜しなければならない自分の計画性こそ、見直して欲しい。いろいろとっ散らかっているから後手後手になり、後手後手になるから時間がなくなり、時間がなくなるから睡眠を削ろうとし、睡眠を削るために魔材を飲む。負のスパイラルですね。

頭も身の回りも整理されて優先順位や期日がはっきり見えていて、見えているから先手がうてて、先手が打てるから余裕があって、余裕があるから規則正しく睡眠が取れて、睡眠が取れてるから頭がクリアな状態で試験に臨む…にいつの日か変わってくれることを願って!。