子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

Biotechnology

ある時期から、ホラー映画は転機を迎えました。

 

エイリアンやジェイソン、貞子という訳の分からない異星人や殺人鬼や幽霊ではなく、人間が手を加えたもの制御不能になり、混沌を起こすという内容のものに。

それがバイオハザードであり、ウォーキングデッドであり、私が年末に見た猿の惑星のリメイク版もそう。昔のバージョンはワープ時のトラブルでパラレルワールドに行ってしまうという捉え方でしたが、今は…見てない方にはネタバレになるので割愛しますけれど、時代は変わった。

映画のアウトブレイクあたりが起点なのかな?。映画の世界は詳しくはないのですが、未だに鳥インフルの怖さはありますし、抗生物質の効かない溶連菌もあるし、犬のお散歩に行くとリアルにマダニも怖くなってきました。現実世界も危険がいっぱいです。

まあ、貞子は超能力者×天然痘だから、やや気配はあったのかもしれません。

 

こんな流行りがあらわすように、バイオテクノロジーは明らかにナノ世界の次世代を担う産業と考えられているんでしょう。

一つの産業が興って成熟して衰退するまで、昭和や平成前半は30年といわれていたものが、その半分以下になりつつあります。

ならば新しい産業のタネはどこに⁈と、いろんなジャンルのいろんな人たちが必死に探していて、どうやらここは一つのフロンティアのよう。

光をあて、どうやらその先に豊穣の大地がある気配を感じさせたのは、まぎれもなくips細胞を見つけられた山中教授じゃないかしらと素人の私は思うのですが、研究者の方々はずーっと取り組んでこられてたんでしょうね。人間はどこまで小さい世界を極めることができるのか。どのようにコントロールしていけるのか。

 

この分野がいずれ1つの産業になるのは、きっとそう遠くない未来です。

映画や海外ドラマはどれも破滅的な未来ばかりで、山ほど警告を出してくれてます。どうかそんなことは起こらずに、希望を持てるような世界になりますように。

 

と、なぜこんなことを書いてるかと言うと、子供たちの将来の夢探しの時に、今ある仕事はかなり消えるし、新しい仕事もできてくるし、世界さ変わるよね〜という話題が出たのです。AIの時と流れは同じ。

夫の今の仕事は、あの人が社会人になった時はまだ黎明期の業界です。新卒で入社したのはメーカーの技術職だったので、30年寿命はリアルに身のそばにあったそう。じゃあ子供たちと一緒に次は?10年先は?30年先は?と考えた時に、色々思いついたのでした。

このシリーズ、あと少しテーマがあります。ありますが、私の知識も浅いので、めっちゃ素人の考えです。どうぞそれをご了承のうえでお願いいたします。そして間違えがあるなら、思い込みがあるなら、ぜひご指摘くださいね。