子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録

私たち親子の中学入試までの日々を振りかえり、少しでもこれから挑戦される方の参考になればと思います。

犬来たる

来年の干支ではありません。

リアルに、我が家にワンコがやって来ました。

連れて帰って来た人がいたから来たのですが、周りからは3人目の子育てやねと言われています。

たしかに小さくて健気でとっても可愛いですが、やっとひと段落ついた子育てです。お世話をするのは私ではない!と、思ってます。やってるけど。

 

まだ子供たちが幼い頃から、何度かペットショップで子犬を抱っこさせてもらっていて。

子供は飼いたそうにしていても、彼らの習い事や、遠征の車出しや、PTAで忙しい私に余裕はありませんでした。それにこの先受験もあればそれどころではないというのが本音。

生き物を飼うのって、すごくいいことなんだけどなぁと、ものすごく心揺れましたが、どうせお世話は私に負荷がかかるのはわかっていたし。縁日で手に入れた亀や貰ったカブトムシもお世話は私でしたし、もういやだ。

そんな中で、一貫して主張していたことがあります。犬種や配色もありますが、大前提に飼うならば"男の子"であること。

 

普段から我が家の父親は不在がちで、我が家の男女比はほぼ1:2です。

昔、夫の上司にあたる人の1人から、子供が男の子1人だけなら、父親が単身赴任してしまうと母親とべったりになるから気をつけたほうがいいよと言われた話とか。

馬渕の先生に、息子の学校見学はできるかぎりお父さんと行かせてくださいとか。

なんとなくそんな言葉が私の中に積もっていたこともあり、男子校に入れるだけではなく、家の中に彼側の存在が常に居てくれるのが必要な気がしていたのです。

 

人間の息子は愛情をそそぐという感覚が今ひとつ表現下手というか、まだ知らずというか、どこか遠慮がちです。友達との距離感がわからず受け身だし、自ら踏み出せばいいとこで傍観者でいる。結果、誰とも遊ばないオフの日々…があったり。

いやいやいや、10代男子たるもの、寝る間を惜しんで遊ぶべきでしょう!と思うのです。

が、実は私も似たような学生でした。自分から誘うのがダメなのです。断られたらと思ったら、傷つきたくないから誘わない。これじゃダメだと変わろうとした学生時代が私にはありましたが、一歩踏み出すことを避け続けたまま大人になる人もいるのは社会に出てから知りました。子供に括られるうちは"内気"と見なされていたものが、大人になると"卑屈"に見えたりするような気がします。私の偏見であるとは思うのですが!。

息子も放っておいたらそうなってしまうかも…。八方美人になる必要は無いけれど、本当に大事な友達だけは自分の方から大切にすることは覚えてほしい。

 

犬を飼ったとして、男の子ワンコならきっと息子は可愛がる。自分の弟分として、お世話もするし遊ぶだろう。そうすると、他者と接する距離感がもう一歩踏み出したものになるかもしれない。与えた愛情をまっすぐ返してもらえる感覚を知るかもしれない。

反対に女の子ワンコだと、きっと娘の領分と、紙1枚隔てたような扱いをするだろうなという予感がありました。娘は犬が男の子でも女の子でも同じように可愛がるでしょう。その辺りの彼女への信頼感は強いです。

なーんて深く計算して考えていたわけではなく、これすべて直感。でもね、間違いなくどこかで感じていたからこそ、だと思います。

 

やってきたシッポのある弟くんは、可愛がる量に応じて懐きます。息子が日々抱っこしなれてくるのを見てると、私の勘は間違いじゃなかったかもしれないと思います。いつか彼の殻を破るきっかけになってくれるんじゃないかなという、予感。

ワンコは若干甘いしつけの子供たちのことは下にみてるのか、いつか乗り越えてやると企んでるのかは知りませんが、絶対王者はご飯をくれて怒ったら怖い私のよう。実家では断続的ですけど中型犬2匹→大型犬→大型犬と飼ってましたから、犬の扱いはまあまあわかっているのは家の中では私だけなアドバンテージ。

そしてワンコくんの描く未来の自分は、全身の毛が頭だけ残り、二足歩行をして、服を着て、椅子に座ってお箸でごはんを食べる姿なんだろうなぁという気がします。子供たちのメガネを果敢に奪いにいき、取った後の誇らしげな顔✨。後ろ足だけで立ち上がろうとする機会が増えるごとに、あながち私の思い過ごしじゃないのかもしれません。

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