子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

純ジャパ

早いもので7月もあっという間に半分過ぎていました。神女はすでに夏休みで個人懇談期間、灘もこの週末には夏休みに入ります。

 

さて、タイトルのこの言葉。ある説明会に足を運んで、初めて知りました。

帰国子女ではない、日本で英語教育を受けてきた人のことを純粋ジャパニーズ、略して"純ジャパ"というそうです。私もあてはまる?。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/純ジャパ

wikiにもこんな説明がありました。

 

帰国子女が珍しい世代に育ち、結婚後に海外赴任したものの子育て始まる前に本帰国したため、うちの子供も当然帰国子女ではありません。そしてもう今後夫が海外赴任することは…ない模様。

私の英語は身振り手振りを加えた、なんちゃって英語。夫の英語は日系企業TOEICのスコアでもって海外赴任し、現地での仕事と自己学習で磨いた日本人英語。そしてうちの子達が目指すのも、通じる英語を話せる非英語圏のものの予定です。

"通じればいい"

この言葉には非常に広い幅がある。私のようなのもあれば、ちゃんと通じさせるには発音以外はネイティブ並みである必要もあるところまで。当然我が子には私並であってもらっちゃ困るなぁと、今日今年1回目の英検結果を確認しました。

……悲喜こもごも。

英検はあくまで最初のステップ。その先にある次のステージに行ってほしいものです。

そして、最近関西に増えた外国人観光客がお困りの時に何か声でもかけられるよう、私も今一度自分の英語力にテコ入れをしようと思います。声かけても、案内しきれてないモヤモヤがあるので💦

夏休みの使い方

中高一貫校、入った時は中高受験が終わったということもあり、時間がたっぷりできたような気がしていました。

小学校6年って幼児から思春期まで目に見えての成長もあり、とーっても長い。それと同じだけの24時間✖️365日✖️6年。本当にとってもとっても余裕ができたように感じるのです。

でもなぜかあっという間に高校生になってるし。そうなると高校受験組と目指す先は大学受験と同じで、妙にあったユトリ余裕…どこいった?みたいな。だからこそ長期休暇は有効に使いたい。夏休みはその最たるものです。

 

部活に夢中になる?

一人旅に挑戦する?

懐かしの青春18切符?。

ボランティアに参加する?

本を読みまくるか、映画を見まくる?

あ、ゲームをしまくるのはすでにやってそう。

制作活動に没頭する?

 

どんなものでも良いのですが、挑戦するのには絶好の時間。

タダでできるものはそう多くないし、時間と資金が許す限りなにか何かナニカをしたい!と思ってほしい。探してきてよ〜、これぞと言うものを。なんていう私の姿勢に、うちの子たちはじゃっかん腰が引けています。

もうすぐまた夏が来ます。

度重なる家庭協議と家計のやりくりを経て、ちょっとだけ世界を広げる人がいます。その後が楽しみではありますが、こういうのって親の期待ほどは成長しないし、親の侮りほど実りは少なくないのです。つまり彼らの変化は予想不可能ってこと。

親は、絞ったタオルをさらにカラッカラになるまで絞りきって資金を準備してるんだからね。そこわかってよね。

 

 

思春期の心の影響力

4月から新学年がはじまり、6月の今はなんとなく軌道に乗り始めたころでしょうか。うち子たちも文化祭や体育祭を経て、新しいクラスメイトとの人間関係も落ち着いたり色々もの思うところがある様子です。

幼い頃は悩まなかっただろう気があうあわない、話題の共通性有無、部活が同じか否か、アクティブかインドア派か、なんてことをぐるぐると考えているのかも。……成長したな。

とはいうものの6年一貫なので、学年が進むにつれて学年皆(友人といいたいところですが)知り合いくらいには、最低でもなっていく。居場所が得られやすくなっていく。3年ごとの環境変化を甘んじて受け入れていた公立組の夫も私も、6年一貫校の良さは教育面だけでなく、ここにもあったのかと子供達を通わせて始めて知りました。

 

そんななか、思春期の子供には良くも悪くも様々な変化が起こります。微笑ましく見守れるもの、親や周りと衝突するもの、心配になるようなもの。心にも、そして体にも。

特に女子には、月に一回バイオリズムが大きく変わるサイクルがあるので、男子より変調をきたしやすい気もします。親世代でも悩んだ方、いまだに悩んでる方もいらっしゃるはず。早い子は小学校の5年くらいから悩まされまているそうで、私の友人のお嬢さんは小学校6年でそうなり、体がとにかく怠くて辛くて学校に行けずになりました。受験も考えていたものの体一番の判断で高校受験に切り替えられました。

熱もないのに体がしんどい、という症状。なったことが無い方には怠けと捉えられることだってあります。ですが、それだけではないのが体の不思議。息子はともかく、うちの娘は結構影響を受けるタイプのようです。お腹痛い頭痛いフラフラするなどなど。この波が押し寄せた頃は隠れた病を心配して色々病院に連れて行ったりしましたが、どこも悪くない。あえて言うなら風邪?。それは受診する科を変えても同じでした。心が体をも支配するのか、テンションが上がる日はあまり起こりません。でも起きてる時は嘘ではないのです。

そういえば私も、部活がしんどくてしんどくてイヤでたまらない時、体調がわるくなって微熱が出て早退したことがありました。帰って寝てれば治ったのです。自己暗示である程度の体調まで影響させていたのかも⁈、と今更ながらに思います。娘とは違うかもしれませんか、大きくくくった思春期の心が支配する、体への影響です。

そんな変化も、今は昔。大人になってしまった今はこころを影響なんてさせてる暇なんてなく、体調悪い時はバキッと悪いしかありませーん。どこにも本当に悪いところがなく、心の影響だけであるならば、いつか娘も大人になり、そうなるでしょう。今できることは親としては心配しつつ、見守るのみなのです。

ちょっと歯がゆい。

才能とは⁈

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今日はお友達が誘ってくださったので、京都の上賀茂神社であった葉加瀬太郎音楽祭2019に行ってきました。

家のことは子供たちに任せた!、私は私の時間を過ごす!、なんて気持ちで出かけてしまいました。

 

感想…やはりなんとも素晴らしい。

葉加瀬太郎さんはもちろんゲストの方々も超一流✨。色んな音楽の表現が面白い。そして和の楽器なのに思いがけず洋…な音。意外性のある表現に触れると、私って本当に型通りにしか生きてないなぁと思います。

そして、藤井フミヤさんは本当に声がいい!。昭和平成過渡期から平成初期の甘酸っぱい思い出をくすぐってくれます。

出演者の皆さま、音楽に生きると決めた方々。この素晴らしさを、才能って言葉だけで簡単には片付けたくないなぁ。きっと努力や縁や選択や決断、覚悟を重ねてきたからこのステージがある。才能という言葉で表現するのは、敬ってるようであり積み重ねたものを軽んじてるようでもあり。持たざる者の無知かもしれませんが、25年間好きと生業は違うとしりながら音楽を続けた人間の戯言と読み流していただきたい部分もありますが、とりあえず良いものを見て聞いて感じるのは最高だってことです。

 

来年以降、葉加瀬太郎さんが望むようまた実現されるなら、子供たちのどちらかだけでも付いてきてほしいな。

さきほどまでに息子にサックスすれば?サックス、ギターでも可‼︎、とぶりぶりざえもん(byクレヨンしんちゃん)の如く絡んでました。

好きだけで十分、音楽できるのってやはりいい。

http://wwwww.co.jp/wwwww/hakase_ongakusai/

 

ただ、雨は降ってもってくれたけど、寒かったーっ。

来年行くときは暑さ対策と日焼け対策と雨降り対策と虫除け対策と防寒対策、しなければ。

 

女子だけの体育祭

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天気予報がここ数日コロコロ変わるのでどうなることかと心配していましたが、今年も無事体育祭が行われました。

 

女子を女子たらしめてるのは男子だと、なにかの本で読んだことがあります。

なるほど女子だけだと彼女らは自由です。勝負の世界に可愛こぶる必要もなく、純粋に勝負に専念できる。楽しむことができる。

…なーんて感じながら見てました。

 

また、学年が進むにつれどの子も馴染んでいってる様子がわかります。

今年初の体育祭でちょっとはじらいもあり硬かった現J1さんも、来年は組Tシャツの一部が書き込みで埋まり、クラスや学年だけではなく縦割りの体育祭用の組にも居場所があることを満喫し始めるのです。

6年もあれば当たり前なのでしょうか?。だとしても、誰もが持ってる力を楽しめている彼女らを見るたびに、この学校に通わせて良かったなぁと思います。

 

そんな私、この時期に毎年やらかします。

…日焼け。どこか必ず日焼け止め塗り忘れて、真っ赤っか。もうお肌のターンオーバー遅過ぎて二度と来ないかもしれないのに〜😭

 

申し訳ありませんが、体育祭は学院関係者のみの行事のため、写真は公開不可なのです。せめて晴れてきた誰のものでもない青空だけ、ささやかですがお届けします。

 

確かに前に進んでいるもの

中学3年、高校3年。

長いようであっという間です。

 

先日、某ボーッと生きてることを叱ってくれる5歳の女の子の番組で、なぜ大人になると時間が経つのが早く感じるのかを教えてくれました。"トキメキが無くなるから"だそうですね。

なるほど確かに。

ときめきだけではなく、様々なことに心揺すぶられていた小学校の6年間は本当に長かった。その後の中学3年・高校3年・大学4年と、あっという間に時がすぎ、光陰矢の如しとはこのことか!と思ったことを覚えています。経験や知識が増え、図太くなっていったからですね。

 

我が子達はどうなんだろう。

傍目にはキラキラした学校生活を過ごしているようにも見えるし、友人関係になやんでいるようにも見えるし、漠然とした流されるように過ごしてるだけの時間もありそうに見えるし。

ただ、良くも悪くも親が見えてるものが全てではないはずで。彼らの中で、揺れながらブレながらも大人に向けて変わってきているものがあるのは、感じています。

トラブルも無いのにそこを親が知ろうとするのは、私の方針では成長の妨げ…というか野暮かなぁと思って、なんかあるんだろうな程度の思いを込めて、ぬるくぬるく見守っているつもり。時々こんなので大丈夫なん⁈と心配になってガミガミ言ってしまうのは、やはり世のお母様共通の感覚ですよね?。母も悩み悩みやってるのです。

 

ガミガミ言わへんからね?

ガミガミ言わさんといてな?

親からあれしろこれしろ指示されても素直に聞く気になれへんやろ?

言われる前にやりや?

自分で考えや?

 

そんな心の声は、まれに口から漏れてしまうのです。困ったもんだと言いつつ、そう遠くなくやってくる子育て一区切りまでの時間を、楽しんでいるのでした。