子供たちと走り抜けた関西中学受験の備忘録&中高一貫校でのアレコレ

うちの子たちの中学入試振り返りと、その後の学生生活でのあれこれを、時系列はばらばらですが気侭に書き散らかしています。

『女は大学に行くな』

という広告、見かけた方はいらっしゃいますか?。この衝撃的なタイトルのあとに、"という時代があった"と続きます。阪急電車の車内広告です。

この広告に関して書かれた、私もものすごく共感した記事が👇のリンクから飛べます。

 

この広告は大学部のものですが、この学校の本質がいかに揺るぎのないものかを感じます。もちろん中高部もその理念に基づき教育しているのを日々感じます。ブレないものって、不便なところもあるかもしれませんが、信じられるなと思います。

とにかく学校が言いたいことは、この広告に山ほど込められていると。私もこんな歳ですが、読むと泣きそうになります。だから、阪急の中ではじっくり読まない💦。変な人になっちゃうから。

 

https://kobe-journal.com/archives/8840302110.html

受験をやめる決断

少々重いテーマかつ、ここにたどり着いた方々にとってはこれまでかけた時間と苦労とお金を思うと想像もしたくないことですが、リアルの友人の現6年のお子さんがこの選択をされたので取り上げてみました。

 

高校受験は、日本の教育システムから避けられない試験。そしてなんとしても進学先を決めなくてはいけないという気持ちで先生も子供も塾も臨む試験。足並みが一方向に向かうので、子どもたちの自覚も自ずと促されます。

一方、中学受験は進むも自由、止めるも自由。なぜなら公立中学という受け皿があるから。小学校の中にもガリガリの受験、お試し受験、公立進学前提と、ざっくり分けられてしまいます。そんな中で過ごす子どもたちは、勉強がハードになるにつれ常に選択にさらされている、と思います。だって遊びたいですもん。勉強しんどいですもん。逃げたいですもん。

 

多くの保護者の方が『受験なんてやめなさーい💢』のフレーズを使われたこともあるのではないでしょうか?。私も何度言ったことか。内心、今更受験やめられたらどうしようとドキドキしていました。それは学年が進むにつれて感じる恐怖です。加えて、けっしてその気持ちを子供に悟られてはいけない。

勉強が本当にハードになる前に、志望校に対する思いが強くなり、勉強の面白みを感じてくれるようになれば、まあ心配いりません。自分でやるべきこととしたいことの区分けができるでしょう。

問題は、その前段階で受験に対するあこがれが急に色あせ、小学校の友達との生活がキラキラしはじめたら要注意。かつての私自身、実際にそうだったのです。受験勉強が思うように捗らないなか、学校のクラスメイトほぼ全員と仲良し度が高まりみんなと一緒にいたいと願った…ので勉強はもう形だけでした。地元に進学すればいいのですから。

 

そんな私と同じようなルートを辿った友人のお子さん。今はとっても学校が楽しそうです。彼女は、"今"は勉強より友情を選択したんです。そして親はそれを応援した。あの時こうしてれば…と戻れない過去を悔やまないなら、その選択は正解です。いずれ公立中学に進学しても、一度受験を意識して勉強したことがある経験は、どこかで必ず活きてくるから。と、過去の自分をサンプルに、慰めでなく本気で思います。

だからこそ子供に選択を迫る時は、けして決意揺るがず決定を覆さず親の本気を見せた上で、彼らの選択を応援したい。やめなさーいと怒る時、かならずどこかに親の本気は潜ませたいものです。

敵は校舎にあり(注:スマホネタです)

って、信長じゃないですけど。タイトル考えてて、まあまあ当てはまってるから使ってみました。

 

スマホの話題について、まだ触れておきたいことを思い出してしまいました💦。

彼ら(もしかしたら彼女ら)、いろいろ手を替え品を替え、親の目をかいくぐろうとします。うちの子は純粋とか幼いとか思ってると、するっとサクッと裏をかかれます。

我々の経験した冒険という名の悪さは想定できますが、携帯やスマホ📱をもつ中高生時代は未経験の親世代。私と年齢が近い方々が読んでくださってると想定するなら、マイ携帯を持ち出したのも微妙に大学や社会人になってからではないでしょうか?。となると今の我が子たちは未知の領域にいることになります。機械はよくわからないと敵前逃亡してると、あっという間に親だけ置いていかれるのです。

そこで、友人や私が我が子にされた、いわゆる脱獄方法をお伝えします。子供の技を知っておきましょう。

 

○パスコード破り

基本です。親がパスコードを管理していて、子供が使いたい都度、親が開いてあげる場合。

これは友人の体験談で、かつパスコードが4桁時代。解を見つけるのは、最難関中学の入試問題を解きまくった子達には試験延長上にあったよう。だって最大何パターンかを計算して、そこから親が覚えてそうな番号をシラミ潰しに探すと当たるのですって。

友人は何度もそのトライアルを息子にされ、スマホのロックがかかり、iTUNEで同期からの復元であったり初期化されたりとしたそうです。まさにイタチごっこであったとか。

ちなみにこのお子さん、中高は第3志望で過ごされましたが、色んな悔しさをバネに充実の6年を過ごされてすでに立派な東大生✨。うらやましい…。

いまは指紋認証やface認証に変わりつつあるし、パスコードは6桁になったのでまた状況は違うでしょうが、暗証番号といえど安心できないということで。

また、子供に管理を任せていてパスコードを知られている場合には、親に見られないよう逆に親が知らないコードにすることがあります。その場合は親の威信にかけて、何パターンあるかを覚悟して、子供の性格や特性から選ぶ数字を想定、ぜひ解読していただきたいと思います。私は根気がないので怒って番号を教えさせましたけど💦。

 

 

○サブappleID作成。

当初作ったIDをログアウトし、別IDを作る。そうなるとアプリのダウンロードも何もかも、親の管理外になってしまいます。

ちなみにこれ、たぶん子達の中では基本の手段になりつつあるんじゃないかの感触😓。

うちも、特に息子はやらかしてまして。なんで承認した覚えがないのに、アプリが増えてるのだ⁈と思ったのが発覚のきっかけ。

聞けば、子供の中では"普通"に取る方法だそうで。色んなことに安心して胡座をかいてはいけないんだなぁ。

 

子供に読ませたい本はまず親が読んでみたい、使わせるアプリはまず親もしてみたい、が私の本音。しんどいし時間もないし追いつかないのでやりませんが、それくらいの気持ちで検閲しておかないと、どこに合法違法問わず落とし穴があるかわかりません。

でも目標はあくまで自己管理。いつか巣立つその日のために、言いつづけます。

 

open campus

今日は神戸女学院オープンキャンパスだったのですね〜。準備でなにやら娘が言ってました。

私の友人も娘さんの候補校として、今日は足を運んでくれているようです。

 

それにしても、秋晴れの日でよかったなぁ💕。

あの校舎は雨や雪でも風情はありますが、やはり晴天の空にこそ美しさが際立ちます。娘曰く、紅葉もとっても綺麗だとか。そんな学院を見てもらえるのは、とっても嬉しいこと。

私の感想は、今朝の旅サラダでニューイングランドの紅葉の旅を放送されてましたが、あんな雰囲気の学校が再現されてるかのようです。ボストン郊外の学校、なんてものを想像していただくといいかも。

今日訪問してくださって、1人でも神女ファンが増えてくださればいいなぁ。岡田山を登るのは、母世代にはちょっぴりしんどいですけどね。

 

 

スマホ規制とスマホ自制

小学生のあいだは子供携帯、もしくはお下がりのガラゲー。進学を機にスマホを与えられたご家庭も多いかと思います。

うちも、中学からは友達や部活の連絡はほぼLINEと聞き、学校の仲間とのコミュニケーションツールとして、親の安心のためのGPS"みまもりマップ"(softbank対応)を使うため、新中1の春にそれぞれiPhoneを買ってあげました。もちろん名義は私。そこから長い長いスマホバトルが始まりました。

 

気づくと触っている。

ちょっとの休憩が長引く。

そして母激怒。

…このループ、叱る方もしんどいし、叱られる方は鬱陶しいしで、本当に疲れます。

想定していたはずが、甘かった。そんな簡単に自分でやめられるものではないのですね。どれだけ言葉を尽くしても、なかなかそれは本人には届かない響かない。だって自覚ないんですもの💦。

大人でもネット・スマホ中毒はいます。私も手持ち無沙汰な時は触ってる。なのに、10才台にとって、自覚しなさい止めなさいは容易いことでは無いはずで、そしてうちはまだまだそのバトル途中まっただなか。

 

そんな私に、最近光明が差し込みました✨。

きっかけは、何気にiOSをバージョンアップしたこと。ちなみにup後はiOS12です。

更新後に設定をふと見ると、目に止まったのが『スクリーンタイム』。なんだろ?と開けてみたら、自分がどれだけ携帯画面を見ているかの時間が分単位で見れる💦。なおかつ、私と子供達はファミリー共有しているので、子達の現状も把握できるのです😍。なんとー!、素晴らしい🌟。

さっそく子供たちのiOSを更新して、(彼らが寝てる間に)スクリーンタイムを設定。スマホ画面を開くパスコードを私に開示させていたのが良かった。。。

ゲーム、ツイッターSafariYouTubeは制限時間を設けました。子供たちには事後承諾です。伝家の宝刀、親の名義による親の支払で親からの貸与携帯📱宣言で。もうちょっと早くに、できれば中間の前に気づけばよかった〜。

 

もちろん、これは一時しのぎ。

本質のところでは解決されておらず、強制力によって我慢させられているので、どこかで自主管理できるようになってもらわなくてはいけません。

まずは今、どれだけスマホに囚われていたかを自覚してほしい。特に息子、暇な時間にもれなくスマホゲームだったのが、読書に時間を取るようになりました。それが進撃の巨人でも、スマホより断然まし。

その先に、何かセルフコントロールの鍵🗝が見つかるのかもしれないと期待しています。

 

娘は自分がスマホ利用時間をどれだけ最短化できるか⁈なんてプチ挑戦した結果、必要なメールを見逃して顔面蒼白なんてことも。

どんな意味でも、過ぎたるは及ばざるがごとしですね。

 

手順は⬇︎⬇︎⬇︎

大前提はiPhone

iCloudはファミリー共有しておく。

iOS12にバージョンアップ。

設定→スクリーンタイム→下にファミリーメンバーの名前がでるので、各々設定。

Halloween🎃

今やクリスマスと同等クラスのイベントになったハロウィン。

この時期がくると、みんなコスプレ願望あるんだ…ともはやコスプレする年齢ではない私は、生温かく思ってしまうのです。

 

ハロウィンは、本来ならばケルト民族の宗教的イベント。日本でいうお盆のようなものです。

それがアメリカでは変化をとげて子供のイベントに。仮装は基本的に子供のもので、高校生にもなると仮装せず、保護者として小さ子供たちに付き添ったりします。

数年前にどこかの業界の陰謀で日本でハロウィンが流行りはじめ、急激に様変わりして、いまや訳の分からない大騒ぎ行事になってしまっています。お子様の仮装なんてどこに〜⁈。

Trick or treat ならまだしも、Happy halloweenてなんとなくMerry chiristmas的な使われ方に感じたり。それもまた日本的な進化と言われればそれまでですが、ちょっとここらで歯止めをかけないと、先日の渋谷での自動車横転の騒動じゃないですけど、"大騒ぎして無茶しても仮装で顔がわからず許される日"認識になるんじゃないかと危惧しています。それって、成人式のバカ騒ぎと空気が似ているような…。せめて、どこかのお店の中だけで騒ぐぐらいにすればいいのに。

みんなで仮装、は京大の卒業式でも見かけます。あれはあれで悪ノリですが、苦笑いしながらも受け入れてみてしまう。どこに違いがあるんでしょうね。報道で知る限りですが、ちゃんと座って話を聞く的なルールが守られているように見えるからでしょうか⁇。

 

そんなハロウィンの空気に乗っているのか、灘でも神女でも学校内でプチ仮装をしている子がいるそうです。頭に何かかぶったり着ぐるみを着たりですが、基本学内だけ。神女は休み時間限定という括りを、生徒で決めています。灘のは息子が興味がないのでそんな人が居た、程度のことしか母は知りません。ごめんなさい。

それはアメリカのスーパーの店員が被り物してレジ打ちしているのと同じレベル。自分と見る人がささやかに楽しむ的な。どこかそれって京大の卒業式と通じるような。

誰にも迷惑かけず、そっとイベント気分を味わうだけなら、日本的変化も悪くないのになぁ、なんて思いながら今年もハロウィン、終わりました。私が作ったジャックオランタンも、シワシワのカビカビ💦。お疲れ様でした。

まんぷく

NHKの朝の連続テレビ小説の"まんぷく"。こちらに神戸女学院の校舎が登場しました。

 

すでに娘は撮影現場に興味がなく、母への報告もありませんので、事前告知は出来ませんでした。きっと今後もできない予想。

だっていっぱい色々撮影しに来るもん、ですって。なんて傲慢で贅沢な😅。あの子は母のミーハー精神を理解していないようです。長谷川博己さん見たかったーっ。

いろんなドラマや映画やCMで使われる女学院の校舎。そのうちきっとその校舎で学んだことか誇りになるんだよ、と私の心の声が娘に言ったような言ってないような。

 

つれない娘の代わりに、私に教えてくれたのは下の記事です。

 

https://nishinomiya-style.jp/blog/2018/09/28/19081